たられば談 vol.2

東京都在住 Kさん 63歳 女性


私の愚痴を聞いてください!

私は25歳で主人と結婚し、2人の子にも恵まれました。
その後、私が31歳のときに、将来を見据え郊外に庭付きの一戸建てを購入しました。

主人は大学卒業からずっと某鉄道会社に勤務していましたが、65歳を機に退職し、「自分が退職した際には今の家を息子に譲り、夫婦2人新たな人生を歩もう」と昔から話していました。
多くはありませんが退職金も支払われたこともあり、中古物件を購入しました。

築5年の中古物件で比較的新しく、入居後も特に不満もなく生活しておりました。

今はまだ元気なのですが、主人が40代の頃交通事故にあった後遺症で少し左足が動きにくくなっていました。そのこともあり、老後のために今のうちからバリアフリーにしておこうと、インターネットで業者を探し、比較的安い業者を見つけたので、実際に家にも訪問してもらい話を聞くことにしました。

私たちの希望は、玄関前の段差にスロープを設置し、手すりも付けてもらうことでしたが、来た業者は、あれも必要です、これも必要ですと高額の見積りを提示され、今日決めてもらえるなら割引もしますということで、どうせいつかやらなければいけないのだから、それなら今やってしまおうかと即決してしまいました。

工事が終わった1週間後、買い物から帰宅した主人が手すりを使ったときにネジが外れ、転倒してしまいました。
幸い大きなケガには至らなかったのでよかったのですが、まだ1週間しか経っていないこと、また高額な費用をかけたこともあり、とてもショックでした。

明らかに手抜き工事だと思い、すぐに業者に連絡をして直してもらうようお願いしました。
しかし、施工不良ではないと言い張られ、直すためには修理費用がかかるとも言われたのです。

ネットでその会社をもう一度調べてみたら、悪い評判が多くかかれており同じような被害に遭われている人が沢山いらっしゃいました。
もっとしっかりと相見積もりを取っていたら、自分もしっかりと勉強していればこんな被害に遭うこともなかったと思います。

不具合は今のところこの手すりだけですが、いつ他のところも壊れるかと思うとゾっとします。

 

ホームシェルジュからひとこと

ご投稿ありがとうございました。

将来の為にバリアフリーのリフォームを行ったのに、こんなことになってしまい本当に大変でしたね。
その後、お怪我は大丈夫でしたでしょうか?

リフォームの悪徳業者に関する相談は年々増えており、Kさんのような悩みを抱えている方も多くいらっしゃいます。
諦めずに業者に掛け合うのもひとつの方法ですし、地域の消費者センターに相談するのもいいでしょう。

安いから、割引をしてくれるからといった理由で焦ってその場で契約するのではなく、事前にその業者のことをよく調べることや、数社から見積もりを取ることをオススメします。

 


この記事が参考になったと思ったら、いいねボタンをお願いします!

7+

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です