省エネ住宅に欠かせない!高効率空調と高効率照明について

高効率空調を知ろう

省エネ住宅において、高効率空調が注目されており通常の空調機よりも、少ない電気で動かせるため電気代金の節約になります。

事務所や工場用だけではなく一般家庭用もあり、家庭用は大きく分けて2つのタイプがあります。

1つ目は、圧縮機や凝縮器や蒸発器が一体化されている窓型もしくは圧縮機と凝縮器が一体化している室外機です。

2つ目は、蒸発器が内蔵されている室外機と構成されたセパレート型で、このセパレート型が一般家庭に主に取りつけられています。
セパレート型のエアコンではほとんど、インバーター制御が採用されています。

高効率空調に変更するメリット

エアコンをよく使う時期は電気代金が跳ね上がってしまい、どうにか電気代を安く抑えられないかな…と考えられている方は多いと思います。

高効率空調のエアコンであれば部屋が冷えすぎていないか、または温まりすぎていないかをセンサーが感知して出力を自動でコントロールしてくれるので、エネルギーの無駄遣いをなくしてくれます。わざわざ温度の調整をする手間が省ける上に、温まりすぎる、冷えすぎる、といったことにもならず、体の負担にもなりにくいです。

エネルギーを無駄に遣うこともないので電気代の節約にもなります。

高効率空調のエアコンは湿度コントロール機能も充実しており、湿度を良い状態に保つことで夏など暑い季節であれば、温度設定が高めでも涼しく感じるようになり、冬など寒い季節は、設定温度が低くても温かく感じやすいというメリットがあります。

ちなみに…
エアコンは、起動するときに1番電力を消費します。
エアコンのつけっぱなしはもったいないように感じてしまいがちですが、涼しくなったら消して、また暑くなったらつける(冬ならその逆)。というのを繰り返してしまうと、その都度大きなエネルギーを使うのでつけっぱなしにするよりも消費電力がかかってしまうので注意が必要です☝

高効率照明について

高効率照明は、従来の電球よりも電力消費を抑えられるため、光熱費を削減しエコな生活ができます。

一般家庭での電力消費のうちの16%は照明によるものと言われていて、割合は非常に高いです。

高効率照明にすると電気代の削減ができるのでもちろん人気ですが、地球温暖化防止の面からしても少量のエネルギーで十分な明るさを確保することができるので、その点でも注目されています。
現在、政府でも地球温暖化防止のため省エネ活動が行われていますが、高効率照明の導入についても積極的に取り組んでおり、今後も増々高効率照明は普及していくでしょう。

電気代を大幅に削減!

高効率照明で代表的なのはLEDランプです。
LEDランプは、通常の白熱電球と比べると初期費用は割高ですが、長い目で見るとコスト削減につながります。

LEDランプに変更すると、電力使用量が85%も削減されると言われています。
各部屋のランプをLEDランプに変えると、費用がかかってしまう。と抵抗があるかもしれませんが、月々の電気代が大幅に削減できるので結果的にかなりのメリットになるでしょう。

さらに、二酸化炭素の排出量が減ることから地球温暖化防止に繋がります。

また、最近ではLEDシーリングライトも注目されていて、蛍光灯照明器具からLEDシーリングライトに変更した場合は54%ほど電力使用量を抑えられると言われています。

照明器具の切り替えも検討しよう

LEDランプやシーリングライトに取り換える際は、照明器具もあわせて見直しましょう。

照明器具は段々と消耗していき、やがて明るさを持続できなくなるなどトラブルが出ます。

照明器具が消耗していると、明るさが低下するスピードが速く、すぐにまた交換しなくてはいけなくなるので、照明器具を新しくすることで、ランプやライトを長く使用することが可能です。

また、使用する頻度によっても異なりますが、照明器具は大体10年から15年ほどを目安に交換するのがおすすめです。

寿命が長く交換の手間や費用が抑えられる

高効率照明は、通常の照明と比べて寿命が長いというメリットもあり、蛍光灯と比べると4倍、白熱灯と比べると40倍も寿命が長いので、交換する回数が少なくなり手間や費用が減らせます。

高効率照明のその他メリット

高効率照明は非常に輝度が高く、お部屋全体を明るく照らしてくれます。

照明は紫外線や赤外線が気になりますが、高効率照明は従来製品と比べ紫外線や赤外線が格段に少ないです。
室内温度が上がりすぎる心配がなく、エアコンもききやすくなり、電気代削減+二酸化炭素の排出を抑えてくれます。

また、有害水銀を使用していないため、万が一落下してしまったときに水銀が散らばらないので安全です。

最後に

高効率空調や高効率照明について説明しましたが、電気代を削減するとともに、二酸化炭素の排出を抑えることができます。

世界中で取り組まれている地球温暖化問題解決の為にも、高効率空調と高効率照明は今後もどんどん導入されていくでしょう。

 

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